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するとカラスノエンドウ君は、「あっ今のは、せつなくって大人っぽくてなんだか渋いねえ…。ブルノート音階っぽかったよ。ブルノート音階ってのはね、こうだよっ…」と言って、またまたまたハミングっぽく3回ほどお手本に歌ってくれたんですが、やっぱり3回とも違った音程でした。 |
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すると突然、歌っていたカラスノエンドウ君の隣のサヤがパッと開いて、中から別のカラスノエンドウのお豆さんが顔を出したかと思うと、大きな声で、「ええかげんにせえよお〜!お前ええ!歌うたんびに音程が違うから、そんなんじゃ、きななちゃんに分かるわけないやろお!」と、叫びました。 |
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