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きななちゃん
二の章 カラスノエンドウくん
その4
そこできななちゃんが、今しゃべっているカラスノエンドウくんのさやを持って「ありがとう!」と言って引っぱって取ろうとすると……、
「痛い痛い、だめだよ僕を引っぱっちゃっちゃあ!」とカラスノエンドウくんは叫び出しました。 「あら、なんだ、やっぱり痛いんだね??ごめんね…」ときななちゃんが謝ってあわてて手を引っ込めると、カラスノエンドウくんは 「ちがうんだよ、僕はまだ育ち盛りなんだ。僕の横の方にある、ちょっと茶色っぽくなってるさや君を取ってよ。
彼はもう、あとは落っこちちゃって、また新しい僕たちの種になるか、鳥さんや虫さんのエサになってあげるかのどっちかだからさぁ、きななちゃんに取られてもいいよって言ってるんだよ。」
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